【2の休診日】
毎週火曜日、12(水)、26(水)
診療時間 平日 10:30~13:00
15:00~20:00
土日祝 10:00~17:30
定休日 毎週火曜日 第2,4水曜日
○予約制 当日のご予約も可能です
診療中は電話に出られないことがございます。
営業・勧誘の電話は固くお断りします。
(注1)原因がはっきりしている腰痛ももちろんあります。その際は医師の適切な診療を受けて、その指示に従ってください。鍼灸治療は医師による診療を妨げたり、現代医療を否定するものではありません。
痛みの原因は実に様々です。
しかし病院で原因を告げられた原因がいつでも正しいかとは、残念ながら言い切れません。
例えば、鍼灸治療を受ける患者さんが多い「腰痛」。
しかしこの腰痛…
実に約80%が原因不明(注1)
と言われています。
腰痛の原因としてよく聞く「ヘルニア」。
これは椎間(背骨と背骨の間)から椎間板が飛び出し、そのそばを通る神経を圧迫しているから、痛みやしびれが出ると説明されることが多いです。
しかし、椎間板が飛び出していてもなんの症状も現れていない人がかなりの数いることが分かっています。
さらに人間の身体は実によくできていて、本来あってはならないものを排除しようとする力が備わっています。
これが「免疫」と呼ばれるものです。
この免疫が、椎間板の飛び出した部分を体にとっての異物と判断し排除していきます。
では、なぜ痛みが続くのでしょうか?
それは脳が痛みを記憶し続け、それに対して身体が反応している場合が少なくないということ。
そして痛みはそれ自体がストレスであり、継続的なストレスは痛みを増幅させてしまいます。
ですから図のような痛みのループが続く限り、簡単には症状は改善されていきません。
そこで、鍼灸でこのループを切るような治療を行おうというのが、「痛みのループを断ち切る鍼灸」ということなのです。
例えば鍼灸治療を受けて痛みが一時的でも軽減するとします。
するとその矢印の先にある動作制限も軽減、つまり動かすことができるようになります。
適度に動かすことは血流改善を促し、同時に肩こりのような筋緊張も軽減させます。
これが繰り返されれば、慢性化した症状から抜け出すことができるのです。
もちろん慢性化する前の早目の対応が大切なのは言うまでもありません。
大切なのはそのまま放っておかないということなのです。