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Q. 鍼の効果にはどんなものがありますか?

筋肉の緊張をほぐし、血流をよくする効果があるため、WHOが鍼治療に適しているとしている症状は多岐にわたります。

その一部をご紹介すると

・運動器疾患 ぎっくり腰、五十肩、寝違い、テニス肘・野球肘、慢性腰痛、ひざ痛

​・神経系疾患 頭痛、不眠、自律神経失調症、肋間神経痛

​・呼吸器・循環器疾患 動悸、息切れ、風邪の初期症状

​・消化器疾患 消化不良、下痢、便秘、暴飲暴食による腹部不快感、食欲不振

​・婦人科系疾患 生理痛、更年期症状、逆子、月経不順、冷え症

​・眼科系疾患 眼精疲労

​・その他 首・肩こり、むくみ、血色不良

また最近では美容にも取り組んでいる鍼灸院も増えています。

当院でも美容鍼灸を積極的に取り入れています。

Q. 鍼は痛くないですか?

髪の毛ほどの非常に細い鍼を使いますので、注射のような強い痛みはないものです。

ただ、鍼特有の響くような感覚を生じる場合があり、人によってはそれを痛みと感じる場合もあります。

Q. 鍼灸に副作用はありますか?

薬剤などを使わずに、ツボや筋肉を刺激して自己回復力を高め身体のバランスを整えていく治療法ですので、激しい副作用は殆どありません。

妊婦さんからお年寄りまで安心して治療を受けることができます。

ですが、鍼を刺す場所や鍼の太さによっては微量の出血や内出血を起こすことがあります。

​また施術後に眠さやだるさが出る場合もまれにありますが、そのようなときは無理をせずに休養して頂くのがよろしいと思います。

Q. 鍼灸はクセになると聞いたのですが…

鍼灸治療には中毒性も習慣性も一切ありませんのでご安心ください。

患者様の中には、とりあえず鍼灸を受けてみてからという方もいらっしゃれば、最後の頼みが鍼灸という方もいらっしゃいます。

クセになるのではなく、治療手段が一つ増えると捉えられるかとよろしいと思います。

Q. 鍼は清潔?消毒されているの?

当院で使用している鍼は、製造時に滅菌梱包された国内生産の使い捨ての鍼です。

感染の危険性はございませんので、ご安心ください。

Q. 鍼をしている状態で動いても大丈夫?

基本的に患者様が寝ている状態で鍼をしていきます。

刺鍼中の大きな動きは内出血などの恐れがありますが、使用する鍼には弾性がありますので多少の動きでしたら大丈夫です。

また、円皮鍼と言ってごく短い鍼をつけた絆創膏のような鍼もあり、それは貼ったままで日常生活を送ることができます。

Q. 妊娠中に鍼灸をしても大丈夫?

副作用がないため、妊娠中の女性や投薬治療ができない方に適しています。

鍼灸によってつわりが緩和されたり、逆子が直ったという例もあります。

また鍼治療をする際の体勢も考慮いたします。

ただし、妊娠していることは、鍼灸師に治療の前に必ず伝えてください。

Q. お灸の効果にはどんなものがありますか?

鍼にはない熱の刺激ですので、冷えを伴うような症状に効果的です。

またお灸をした周辺では白血球の働きが活発になるということが証明されており、免疫力を高めてくれます。

また指先など、鍼で刺すとどうしても痛い部位などは、お灸にすることで苦痛なく施術できます。

Q. お灸で火傷はしませんか?

当院では灸点紙という燃えない紙をもぐさと皮膚の間に挟み、さらにもぐさは7~8割程度燃えた段階で取り去りますので、水膨れなどの心配はありません。

また顔などにはお灸はしませんのでご安心ください。

Q. 入浴はしてもいいですか? お酒は?

治療直後でなければ入浴はむしろ推奨しております。

しかし患部がジンジンとした熱感をもっているような状態ですと、温めることで痛みが増す場合があります。その際はすぐに入浴を中止してください。

​お酒はほどほどでしたら大丈夫だと思いますが、血流がよくなっているためいつもより酔いやすくなられる方もいらっしゃいます。

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